玉利嘉章先生作御竹刀 特設ページ
玉利嘉章(よしあき)先生は語呂が良いので昔から(たまりかしょう)(かしょう)と親しみを込め呼称された有名な剣道九段範士早稲田大学御出身で実業界で大成され現在東京国立博物館所蔵国宝童子切り安綱のお持ち主としても有名です。童子切り安綱は室町幕府将軍足利義昭、豊臣秀吉、徳川家康、徳川秀忠と所持され、後に津山藩松平家に伝わり戦後玉利嘉章先生の手に入りました。享保名物帳には名物の由来が「清和源氏の嫡流である源頼光が丹波国大江山に住み着いた鬼・酒呑童子の首をこの太刀で切り落としたという伝承から「童子切」の名がついたとなっています。享保4年(1719年)(301年前)に江戸幕府の初代徳川家康の再来と言われた八代将軍徳川吉宗が本阿弥光忠に命じて作成させた『享保名物帳』には「名物童子切」として上記の由来と共に記載されています。その童子切り安綱をお持ちだったと言うだけで玉利嘉章先生の偉大さがお判りになると思います。本竹刀は中山博道先生の門下で先代弊社明倫の社長が玉利先生に大変可愛がられ、京都大会の折には弊社京都店に玉利先生が毎年お立ち寄りいたたき、長時間剣道談議に談笑されて頂いていました。毎年玉利先生はお手製の竹刀や又玉利先生は茶人でもありお手製の多くの茶せんも頂きました。本玉利先生のお手製の竹刀は寸法が3尺9寸材質は1本は真竹ともう1本はすす竹を持ちています。真竹は500grすす竹は504grつるはテニスのガットを御使用、柄は玉利先生考案の松やにで柄が動かないように固定されています。流石素晴らしくバランスの良い玉利作竹刀です。
非売品